ローバーミニ VARTA SILVER Dynamic N-70/80B24L バッテリー交換 & カットオフスイッチ取り付け
久々にミニに乗ろうとしたらバッテリーが上がっていました。補充電はしていたのですが少し期間が空きすぎたようです。いつもは補充電して復活させるのですが、電圧を測定すると今回は5V程度まで落ちてしまっています。充電器にかけても電圧が上がらず、頑張って復活させても性能はかなり落ちていると想定されるので、思い切って交換することにしました。
パッケージ
購入したのはドイツのVARTA。その中でも上位モデルにあたるSILVER Dynamicです。アイドリングストップ車にも対応しています。下位モデルにはBLACK Dynamic、BLUE Dynamicがあります。メーカーのバッテリーファインダーで検索すると欧州車仕様の「BLACK Dynamic 544 077 030」が推奨バッテリーとして出てきますが、300CCAと性能の低いものです。こちらのSILVER Dynamicは国産車用で500CCAになります。他の車輌で欧州車用のSILVER Dynamic AGMバッテリーを使用しており、長期使用での劣化の少なさを感じていて今回はVARTAにしました。
製品外観
メンテナンスフリーのため補水用の栓はありません。国産車用なので細いBタイプ端子です。ローバーミニのDタイプ端子には変換アダプターが必要ですが、幅広い国産車用のラインナップが使用できるようになります。
品番はN-70/80B24Lです。インジケーターも搭載しています。性能は46Ah、500CCA。
車輌への取り付けや取り外し時にとても便利な収納型ハンドル付き。今まで使っていたCAOSは中央部にバンドが取り付けてありましたが、邪魔なので取り外していました。
国内正規品なので日本語の説明書と保証書が付属しています。このSILVER Dynamicは3年保証です。
今まで使用していたCAOS Blue Battery 80B24L
CAOSは交換から2年経っていませんでした。。同等の性能ですがCAOSは値上がりしていますのでVARTAの方がかなり安価に購入できます。CAOSは3代連続で使いましたが、VARTAが長く使えればもう選ばないと思います。
古河電池の太端子変換アダプターはCAOSから移設。予備も購入してありますがまだ使用できます。鉛製なので端子同士がしっかり食い付きます。
使用前の補充電
車用として昔から使用している旧型のオメガプロです。今回のサイズの場合は2Aで充電するようにしています。過去に同サイズのCAOSを6Aで充電していた際、減液抑制シート内に水滴が付着していて電解液の蒸発が疑われたためです。時間はかかりますが半日程度補充電を行って完了となりました。
追加で購入したバッテリーカットスイッチ
前回のように購入後短い期間で放電させないため、以前から検討していたカットオフスイッチ(ON/OFFスイッチ)を導入することにしました。
カットオフスイッチは昔からよくある汎用品です。白い樹脂が絶縁体になります。
緑色の柄が付いてるボルトを奥まで締め込んで金属を密着させると導通する仕組みです。ボルトがある程度緩んでいる状態でカットオフとなります。
ボルト側。
バッテリーに取り付け
収まりが良い方向で角度を付けています。
バッテリーカバーへの収納と使用感
バッテリーカバーを取り付けた状態です。少し浮いていますがゴムバンドも問題なく留めることができ支障はありません。バンドは外しておき、蓋を少し浮かせるだけでスイッチ操作ができる状態になっています。
マットや荷物を載せた状態でも、隙間から手を入れてカバーを浮かせ簡単にON/OFFできます。ボルトをある程度回して緩めないとOFFとならないので、ドアを開けた状態で室内灯を見ながら回して判断するようにしています。