マジェスティS YZF-R1用 16mm 純正ブレンボ セミラジアルマスターシリンダー 取り付け
フロントブレーキのストロークの大きさが気になっていたのでセミラジアルのマスターシリンダーに変えてみました。純正流用カスタムで定番のR1用セミラジアルマスターシリンダーです。ブレンボ4POT 40mm シングルディスクと組み合わせている事例があまり無いようなのでチャレンジしたかったというのもあります。
色々と準備はしたものの使わなかったパーツもあります。最終的に使ったパーツはページ最後に記載しています。
ミラーホルダ 5YU-2639F-00。MT-01用のミラー穴が付いているハンドルバークランプです。
YZF-R1用16mm セミラジアルマスターシリンダー本体。型番は5VY-W2587-00。現在のパーツカタログで確認すると2005~2006年式のもの。ブレンボの刻印もあります。
R1用のマスターシリンダーは年式によって16mmでも仕様の異なるものがあり、レバーの組み合わせも異なります。今回は価格が一番安かったのもありますが、将来的に変更したい社外レバーが販売されている(廃番になってない)というのもあり選んでいます。
ブレーキフルード用の耐油ホース。汗をかかないEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)製。白い文字は擦ったりパーツクリーナーを使うことで消えます。
バンジョーはそのままでも良かったのですが、こちらの方が角度的にベターだったので交換。スウェッジライン SDサイドベント20° 型番はBA613。
純正のマスターシリンダーカップを購入したものの、やはりスモークが良いのでブレンボ純正に変更。型番はS-50。ちなみに、Kawasaki H2用の純正マスターカップ(スモーク)はホース系が合わないので使えません。
ブレーキスイッチ端子はキタコのブレーキスイッチ用端子SET(187型)を使って作り直しました。
ステーはポッシュ ビレットマスタータンクステー 80mmを使用。タンク側はポッシュ H型ラバー(スペーサー付き)とM6のアルマイトスペーサーをモノタロウのM6ステンレスブラックキャップボルトとナットで取り付けています。ブレーキフルードはアクティブのブルーのBF4。ミラー穴は10mm(逆)なのでタナックスのM8(逆)変換アダプターを使用しました。
タンクが別体式になるとレーシーになります。肝心のインプレですが、ストロークは短くなりましたが、ガチガチに硬いという程ではありません。コントロール性は良いです。さすがR1という感じですが、レバーとマスターの精度に感心しました。ガタが一切なくダイレクトに力が伝わります。レバーの調整が細かくできるのも気に入りました。ただ、正直4POT 40mm シングルには少しマスター径が大きい印象です。指二本だとフルブレーキングに力が必要になるので、指三本でブレーキレバーを操作している方には良いと思います。
最終的に使用したパーツの品番は以下になります。
■ヤマハ純正部品
5vy-w2587-00: マスターシリンダサブアツシイ
5vy-83922-00: レバー2
5VY-2589F-01: ボルト、レバー
5vs-2586f-00: ナット、カバー
4hm-83980-00: フロントストツプスイツチアセンブリ
5vs-2585h-00: スクリユウ、セット
5sl-25895-00: ホース、リザーバ
90467-090a1: クリツプ x2個
5yu-2639f-00: ホルダ2(MT-01用)
5vs-26332-00: ボルト(ホルダー下側)
■社外部品
ブレンボ オイルタンク S50 スモークグレー
アクティブ ブレーキフルード ブルー BF4
スウェッジライン SDサイドベント20° ステンレス BA613
POSH Faith ポッシュ フェイス H型ラバー (スペーサー付き)100202
POSH Faith ポッシュ フェイス ビレットマスタータンクステー ブラック 500184-06
キジマ ブレーキスイッチ用端子SET(187型)
大阪魂 マスター用のステンブラックボルト、ナット、ワッシャー
大阪魂 ホルダー用のステンブラックボルト(ホルダー上側)
アルマイトフジツボワッシャ