マジェスティS KOSO 大容量ラジエーター(ラジエター)取り付け
REAL ENERGYの軽量フライホイールに交換する際、ラジエターを取り外す必要があったので、同時にKOSOの大容量ラジエターに交換してみました。
パッケージ。中身はフィンが潰れないよう非常に丁寧に梱包されていました。
KN企画が国内代理店で品番は「KS-RASM-01」です。
同梱物。防振ラバーはシリコン製です。
ラジエター本体のアッパータンクは純正と同じ樹脂製でカーボン柄になっています。
ローアタンクも樹脂製。
純正ラジエターとの比較。純正290ccに対しKOSOは295ccで容量がごくわずかに大きいようです。ラジエターコアの段数が純正23段に対しKOSOは24段で一段多くなっています。
横から。左がKOSOです。
取り扱い説明書にはボアアップ車ベースで純正ラジエターとの比較データが載っています。水温90℃から160秒後のデータまでなのですが、水温の上昇を遅らせる効果はありそうです。
ラジエターのガイドとの隙間を埋めるスポンジが別途必要です。純正品番は「1DK-E2659-01」。これが無いと冷却効率が落ちます。
L字型のスポンジで2個必要になります。
スポンジを取り付けた状態。
純正ラジエターに取り付けていたApexxのメッシュガードは少し浮いてしまうので、上下の長さをわずかにカットして取り付けました。
ラジエター液(クーラント)はヤマハ純正で精製水と50対50に希釈して使用しています。しっかりエア抜きした後で気温約30℃の中でテストしたのですが、正直なところ純正と比べ明確な差は感じられていません。まず、KOSOの軽量クーリングファンは巡航時でも冷却が追いついてない感じがあり使えません。純正ファンでも渋滞が続くと厳しいです。結局、真夏は風神トルネードファンを使用しなければならない状況です。社外ラジエターだとオールアルミのTFC製がありますが、フィッティングに難があると聞いていたので選択肢から外していました。水温を明確に下げる目的であればそちらを検討しても良いかもしれません。