ローバーミニ PIVOT STC(スーパーテンプコントローラー)取り付け
PIVOT STC(スーパーテンプコントローラー)を取り付けました。水温計、油温計、ファンコントローラーが一台で利用できます。そもそも私のミニは購入時から水温計が壊れていて、青のラインから1mm以上上昇しません。不安な日々を2年以上過ごしていましたが、これでやっと開放されます。また、純正の電動ファンサーモスイッチは個体差が激しいらしく、適正な温度でファンが回らないミニも多いそうです。STCは80℃~100℃の間でファン動作温度を設定でき、設定温度より2℃下がったらファンが停止します。取り付けはブロスガレージにて行いました。STC関連部品や取付に関するノウハウも豊富です。
水温センサーはインマニに取り付け、この部分は先日オーバーホールした時に作成してもらってました。ファンコンの動作温度は94℃に設定しています。
油温を取る為に、ブロスガレージ オイルテンプアダプターOTA-A-97を使用。先日のオイルポンプ焼き付きの件があったので、オイルに関しては敏感になっています・・・。実際重要なのは油圧ですが、油温管理で問題発生前にある程度対処できると思います。
油温センサー部。
室内への配線。
水温表示。通常走行時であればサーモスタットの開弁付近で安定しています。真夏の渋滞時はファン動作温度の94℃まで簡単に上がりますが、エアコンをつけっぱなしでも95℃位で収まっており、ファンが頻繁に動作するものの全く問題ありません。灰皿の場所に設置するためのブラケットはブロスガレージ製。
油温表示。右端のMODEボタンを一回押すごとに水温計⇔油温計に切り替わります。切り替わる直前に記憶していた最高温度を表示してくれます。しばらく走行していれば水温と同じ位の温度で安定しますが、エンジンに高負荷を掛けた状態だと水温以上に上昇していきます。季節にもよりますが、100km以上の速度ではおよそ100℃以上を示します。130km以上で連続走行してしまうと120℃以上になる場合もあるので、油温計で確認してクーリングしながら走行しています。正直オイルクーラーが欲しいですね。
温度が一目で分かることは素晴らしいですね。暖気の目安を確認できますし、サーモスタットの開弁タイミングも見ているとわかります。
~2012年9月7日 追記~
ブラケットをストーン調スプレーでペイント+黒のM4トルクスネジでブラック化しました。
~2021年8月17日追記~
PIVOT STCは生産終了していましたが、ブロスガレージから新たに「デジタルファンコントローラーKIT DFC105」として販売開始されました。